『そうなんですね』【肯定する】
と、私は答えるようにします。
もちろん、利用者さんが死んでも良いと思っている訳ではないですよ。
介護の仕事中に利用者さんに「死にたい」と言われて答えに困っていませんか?
若い時は『そんな事言わないで下さい😔』って答える事が多かったですが、その返事を聞いた利用者さんの顔つきは、だいたい暗いままでした。
・若い時の受け答え
利用者さん
もう死にたいよ‼
若いなお
そんなこと言わないで下さい😔
家族さんも悲しみますよ。
利用者さん
もういいわ。。。
・最近の受け答え
利用者さん
もう死にたい!!
最近のなお
『そうなんですね』死にたいくらいに辛いんですね。
利用者さん
そうよ、辛いよ。おじいさんや友達は亡くなって、足は痛くて思うように動けない。しんどい事ばっかりで死にたいよ。。。
なお
周りの方が亡くなり寂しいんですね。
足も痛くて、トイレに行ったりも大変ですね。
利用者さん
そうなんじゃ。
あんなことやこんな事があってね。
なお
『死にたい』位の現実を受け止めよう。
「そうなんですね」
肯定的に答えてみると、利用者さんから具体的に辛いことをしゃべってくれ会話が続きます。
そしてそこから、解決の糸口が見つかる事もあります。
「そんなこと言わないで下さい」は、利用者さんの思いを受け止めた答えではなく、
利用者さんに言われた「死にたい」に対して
(私が聞きたくないから)
「そんなこと言わないで下さい」
と、利用者さんの思いを否定しているようになるんです。
だから、利用者さんに「もういいわ。。。」と拒絶反応されているんですね。
なお
若い時は「死にたい」の言葉にびっくりしてしまうよね😓
利用者さんとの距離感や関係性などで、全て上手く行くとは限りませんが、
利用者さんの「死にたい」にどう答えて良いか困っている方は一度【肯定】して答えてみて下さい。
何かが変わるかもしれないですよ!
コメント