高齢者レクリエーション,回想法 | なおともの時間

【今日のレク①】 回想法

今日のレク
旦那くん
旦那くん

今日はレクじゃ〜。

何しょうかぁ?

なお
なお

回想法どう?

旦那くん
旦那くん

ええね、回想法。

で、どうするん?

回想法のやり方

(回想法用の写真が販売されていますが、値段が高いので、手始めに、You Tubeや無料画像を利用するのが良いと思います)

回想法とは
なつかしい物や映像を見て思い出を語り合う回想法は、認知症の進行予防やうつ状態の改善につながる可能性があるといわれています。

まず、昔の写真や映像を見てもらいます。

利用者のレベルに合わせて職員が

  • 「これはなんですか?」
  • 「これが流行ったのはおいくつの時ですか」
  • 「どうやって使うものですか」
  • 「なんぼしたん?(値段はいくら)」

等の質問をして、1枚の写真から、話しを広げて行きます。

今との違いに驚いたり、写真だけだとわからない物もありますね。私は、素直に反応して、利用者から説明を求めます。

認知症の方でも、昔なじみの事は、結構、話してくれますよ。

認定証の方を対象に行うレクリエーションと思われがちですが、どなたを対象にしても、結構、盛り上がリますよ。(記憶障害がない方にはバージョン変えていってね)

効果

若者の回想法を見つけました。

【アラサー】懐かしい文具 10選【20代〜30代】
なお
なお

どうですか?

「懐かしい〜☺️」

「こういうのあったよね!」

「うちは買ってもらえんかったな。。」

楽しかった子供の頃、思い出しますよね☺️

この感覚、感情が大切!!

この感覚を持ってもらうんです。

特に、認知症の方は、感情が豊かです。心地良い、楽しいといった感覚、感情が出て来ると、脳が活性化されたり、穏やかに過ごす事が出来るのです。

なお
なお

穏やかに過ごしてもらわないとね。

(その後の業務にも影響が)

配慮点

途中で、「嫌だ」「怖い」等、負の感情が出て来る利用者がいたら、その方は、回想法から離してあげて下さい。

思い出話の中で、個人しか知らなかった内容やデリケートな内容も出て来るかもしれません。その時は、他言しない旨伝えて下さいね。

レクの終盤

参加者が「楽しい」「面白い」「懐かしい」という、良い気持ちを持っている状態の時、終了に持っていく。

マンツーマン(個人)も出来る

レクリエーションとしては、グループで行う事が多いですが、マンツーマンでも出来ます。

なお
なお

5分でもそんな時間が欲しいですね

本人や家族の写真や愛着のあった持ち物を使用します。

施設の居室に、そういった物を置いてもらうのは、穏やかに過ごす事だけでなく、思い出して話しをする事で脳が活性化され、認知症進行予防が期待出来るからです。

普段から、それらのアイテムを使用しながら、ちょっとした回想法も出来ると思います。

まとめ

レクリエーションとしての回想法もあり。

配慮と注意点をおさえて実施する。

マンツーマンでの回想法の時間が持てると良い。

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