今日はレクじゃ〜。
何しょうかぁ?
回想法どう?
ええね、回想法。
で、どうするん?
回想法のやり方
(回想法用の写真が販売されていますが、値段が高いので、手始めに、You Tubeや無料画像を利用するのが良いと思います)
まず、昔の写真や映像を見てもらいます。
利用者のレベルに合わせて職員が
- 「これはなんですか?」
- 「これが流行ったのはおいくつの時ですか」
- 「どうやって使うものですか」
- 「なんぼしたん?(値段はいくら)」
等の質問をして、1枚の写真から、話しを広げて行きます。
今との違いに驚いたり、写真だけだとわからない物もありますね。私は、素直に反応して、利用者から説明を求めます。
認知症の方でも、昔なじみの事は、結構、話してくれますよ。
認定証の方を対象に行うレクリエーションと思われがちですが、どなたを対象にしても、結構、盛り上がリますよ。(記憶障害がない方にはバージョン変えていってね)
効果
若者の回想法を見つけました。
どうですか?
「懐かしい〜☺️」
「こういうのあったよね!」
「うちは買ってもらえんかったな。。」
楽しかった子供の頃、思い出しますよね☺️
この感覚を持ってもらうんです。
特に、認知症の方は、感情が豊かです。心地良い、楽しいといった感覚、感情が出て来ると、脳が活性化されたり、穏やかに過ごす事が出来るのです。
穏やかに過ごしてもらわないとね。
(その後の業務にも影響が)
配慮点
途中で、「嫌だ」「怖い」等、負の感情が出て来る利用者がいたら、その方は、回想法から離してあげて下さい。
思い出話の中で、個人しか知らなかった内容やデリケートな内容も出て来るかもしれません。その時は、他言しない旨伝えて下さいね。
レクの終盤
参加者が「楽しい」「面白い」「懐かしい」という、良い気持ちを持っている状態の時、終了に持っていく。
マンツーマン(個人)も出来る
レクリエーションとしては、グループで行う事が多いですが、マンツーマンでも出来ます。
5分でもそんな時間が欲しいですね
本人や家族の写真や愛着のあった持ち物を使用します。
施設の居室に、そういった物を置いてもらうのは、穏やかに過ごす事だけでなく、思い出して話しをする事で脳が活性化され、認知症進行予防が期待出来るからです。
普段から、それらのアイテムを使用しながら、ちょっとした回想法も出来ると思います。
まとめ
レクリエーションとしての回想法もあり。
配慮と注意点をおさえて実施する。
マンツーマンでの回想法の時間が持てると良い。
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